教員紹介

土木工学科では最先端な研究が行われており、実務経験が豊富な教授陣による指導を受けることができます。 

笠井 哲郎   T. Kasai   教授   博士(工学)

もっと進んだコンクリートをつくる

コンクリートは現在の社会基盤を構成するために最も重要で、最も大量に使用されている材料です。しかし一方で、その廃棄物も膨大な量が発生します。本研究室では、地球環境に調和した循環型社会システムを構築するために、コンクリートの高性能・高機能化だけでなく、コンクリートの長寿命化、資源の循環利用システム(リサイクル)などの研究に取り組んでいます。

 

研究テーマ:コンクリートの高性能・高機能化に関する研究

専門分野:コンクリート工学、エコマテリアル工学

梶田 佳孝   Y. Kajita   教授   博士(工学)

維持可能な都市・地域デザインを考える

これからの都市・地域は人口減少、地球温暖化、自然災害などの問題に対応した計画・政策づくりが求められています。それらの実態及び問題の構造を分析しながら、効率的な社会資本の維持管理や郊外地域の自然環境保全のための都市の縮退、環境負荷の少ない都市を目指す公共交通の利用促進、災害に強い都市のための土地利用の規制・誘導について研究しています。

 

研究テーマ:都市の縮退、防災に対応した土地利用及び交通計画に関する研究

専門分野:都市計画、交通計画

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杉山 太宏   M. Sugiyama   教授   博士(工学)

緑化樹木の安全性を土木の立場から考える

環境対策の一環として建設工事で発生する斜面の樹林化が推奨されています。樹木などの緑化はCO2の吸収や温暖化の防止、さらには景観上も好ましいのですが、倒木など防災上の危険性も併せ持っています。樹木の地盤補強効果と転倒危険性を中心とした研究を行っています。環境問題を含めた社会基盤整備という大きな役割を担う土木工学をぜひ学んでください。

 

研究テーマ:樹木根系による斜面の補強効果、地盤材料の強度・変形特性に関する研究

専門分野:地盤・環境工学

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伊達 重之   S. Date   教授   博士(工学)

高品質なコンクリート製品を効率的に生産する

多様化するプレキャストコンクリートのニーズに対応するため、副産物やさまざまな新しい素材を活用するとともに、養生プロセスがコンクリート品質に与える影響を精査し、高品質な製品を効率的に生産する技術の開発を目指します。また、劣化構造物の維持管理技術の開発にも取り組み、新設・既設双方において持続可能な建設産業の発展に貢献します。

 

研究テーマ:プレキャストコンクリートの生産性と品質の関する研究

専門分野:コンクリート工学、維持管理工学

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虎谷 充浩   M. Toratani   教授   博士(工学)

衛生リモートセンシングを用いた沿岸の環境を調べる

衛生リモートセンシングを用いた沿岸の環境調査や環境評価に関する研究に取り組んでいます。東京湾などの内湾では富栄養化による赤潮やその影響による青潮や貧酸素水塊が問題になっています。人工衛星を使って海の色を調べることで、植物プランクトンの分布(赤潮)や、台風などで降水によって流出した土砂が海に流入する様子を把握することができます。

 

研究テーマ:海色リモートセンシング、衛星画像解析、大気補正

専門分野:リモートセンシング、大気放射学、放射伝達シミュレーション

三神 厚   A. Mikami   教授   博士(工学)

安心・安全な暮らしを地震から守る

首都直下地震や南海トラフを震源とする地震などの来襲が危惧されています。地震から安心・安全な暮らしを守るため、実観測データや被害記録に基づき構造物の耐震性能(地震に抵抗する性能)や地震の揺れ(構造物を壊そうとする力)を合理的に評価、予測するための研究を行っています。さらに、GPSデータを活用した地震予測への取り組みも進めています。

 

研究テーマ:地震時における構造物と地盤の動的相互作用、機械学習を用いた構造物の損傷検知

専門分野:地震工学、構造工学

鈴木 美緒   M. Suzuki   准教授   博士(工学)

安全・安心な移動をデザインする

交通行動は、移動機会、手段、経路の選択で成り立ちますが、そのすべてが現状の社会環境の制約下にあります。新技術の導入や都市構造・ひとの価値観の変容により、移動をより安全で快適にすることは、交通行動を変化させ、ライフスタイルを変えることにもなります。身近な都市交通を中心に、幅広い切り口で交通行動の性質を解明し、その影響を評価しています。

 

研究テーマ:混在交通の安全、円滑性を高める空間設計に関する研究

専門分野:交通工学、交通計画

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寺田 一美   K. Terada   准教授   博士(環境学)

沿岸域の研究、統合的な水域管理に役立てる

河川からの負荷が集結し、海へとつながる特徴的な空間、それが沿岸域です。そこでの水質・物質収支を研究することで、海から川、陸へとつながる統合的な水域管理に役立てたいと考えています。特にマングローブやアマモ、サンゴ礁など、自然の沿岸生態系に着目し、自然の浄化機能の定量化、都市河川との違いなどを研究しています。

 

研究テーマ:沿岸域を中心とした広域水環境学

専門分野:海岸工学、水環境学

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白水 元  H. Shirozu   助教   博士(工学)

水域と隣接した人々の活動の保護と自然環境保全を考える

地球の気候変動に伴って増加が懸念される豪雨や高潮・高波は,水域の周辺に暮らす人々の生活を脅かし,自然環境にも多大な影響を及ぼします.そこで,リモートセンシングや地理情報システム,AI技術を活用し,人々の安全を守り,早期の救助や活動再開に向けた災害対応策について研究を行います.また,干潟や砂浜といった沿岸域の自然環境について,災害により受けたダメージが自律的に回復していく過程を予測するために,海浜の地形変化メカニズムについての研究を行います.

 

研究テーマ:AI技術を用いた気象災害の早期避難誘導手法,災害初動探査技術,土-水連関型海浜モデル

専門分野:水工学,海岸工学 

藤原 覚太   K. Fujiwara   助教   博士(工学)

地震を知り、災害から守る

近年多発する自然災害を受け、防災・減災に対するニーズが高まっています。想定外の災害には、これまでの土木工学ではカバーできなかった、未解明な現象がともないます。研究室では主に地震を対象とし、模型実験や数値解析を通じて被害の現象解明を行います。さらに現象論にのっとって、より良い耐震構造(液状化対策構造など)の提案に向けて研究します。

 

研究テーマ:地震による被害の現象解明と耐震構造に関する研究

専門分野:防災工学、地震工学